今回の記事では、エル・チャルテンの町からフィッツロイが間近で見れるロス・トレス湖(Laguna de Los Tres)までのトレッキングについてご紹介します。
念のためですが、タイトルは「フィッツロイハイキング」と書いていますが、実際にはフィッツロイに登るわけではありません。フィッツロイの麓にあるロス・トレス湖(Laguna de Los Tres)までのハイキングです。フィッツロイがよく見える場所にいくハイキングという感じでしょうか。
アホな私と友人は、ホテルの人に「フィッツロイって登れるの?笑」と聞いたら、「そんな装備で行ったら死ぬよ」と鼻で笑われました。見たらわかりますが、とてもじゃないですが一般の登山者が登れるような山ではないですね。
フィッツロイとは
アウトドア関連企業のPatagoniaのロゴマークのモデルとなった山です。標高3,405mだそうです。
「煙をはく山」と言われるようで、強風が山にぶつかりフィッツロイから煙が湧き出てくるように見えます。なかなか山の全容を見せてくれない山です。
場所
パタゴニア地方の世界遺産ロス・グラシアレス国立公園にあります。
格安航空券エアトリ準備
ホテルに泊まっていれば、ホテルのスタッフに明日の天気等聞いてみるといいと思います。サンドウィッチなど途中で食べる食事は事前に準備しておきましょう。
荷物
- 水
- サンドウィッチ・パン
- 登山靴
- ザックバック30L
- 懐中電灯(夜間に歩く場合)
- 防寒具(雨でも大丈夫な素材や手袋マフラーなど
- スマホ
- モバイルバッテリー
- カメラ類
天気チェック
フィッツロイを見るために重要なのは天気です。直前までウェブの天気予報やホテルのスタッフに聞いてみましょう。
私が参考にした天気予報のサイトです。日の出・日の入りの時間ものっています。
ルート
コースはいくつかありますが、今回は一番標準的なルートをご紹介します。
このルートでは、約750m[400m→1150m]登り、約11km歩きます。歩くスピードにもよりますが約4時間半のウォーキング(トレッキング)となります。
PONCENOTというキャンプ地まではそんなにつらくありませんが、その後の9合目ポイントからゴールまでが1km教で400mくらい登らずいけないので、かなりつらいです。風を遮ってくれる木々もどんどん減ってきます。
昼間でしたら、迷うようなポイントはほとんどありませんが、夜間は注意しないと道を外れてしまう可能性はあります。ちょっとおかしいなと感じたらいったん確実にルート上であるところまで戻ることをお薦めします。途中小川を越えるところもあるので気を付けて歩く必要があります。絶対に懐中電灯などは装備してきましょう。
目安時間
下記は、赤いフィッツロイ(朝焼け)がみたい場合の例。AM1時くらいには、エル・チャルテンのホテルを出発し、フィッツロイがよく見える湖畔に日の出前についていないといけないです。
- [1:30] エル・チャルテンのホテル出発
- [1:50] 登山口(駐車場)
- [2:10] 1合目
- [2:40] Kaperi湖での分岐地点(エル・チャルテン側)
- [3:00] Kaperi湖での分岐地点(フィッツロイ側)
- [3:50] トレ湖(Laguna Torre)方面との分岐
- [4:05] El Pilar方面との分岐
- [4:10] Poncenot
- [4:40] 9合目
- [5:45] 目的地(ロス・トレス湖畔)
景色
写真は帰りに撮影したときのものです。行きは真っ暗闇でどんなところを歩いているのかも分からなかったですが、帰りに見えた景色は最高でした。
途中の道
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この日は残念ながらフィッツロイをはっきりと見ることはできませんでした。難しい山ですね。
湖のところからは麓の麓しかみれず、どこにフィッツロイがあるのかもわかりませんでした。最初の2枚の後方にフィッツロイがあります。(写っていませんが。)
到着時のフィッツロイ(の手前の山) 朝焼けし始めたフィッツロイ(の手前の山) 朝日 フィッツロイの下側
まとめ
- 夜間の歩行は気を付けよう
- 最後の最後がきついので前半簡単だからといって油断禁物
- 明るい時間に見える景色は最高!
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